お悩み:育休からの復帰後、先輩の態度が冷たいです
育休から戻った時から、ある先輩はほぼ私とは目を合わせなくなり、挨拶もままならず…私や他のスタッフにもイライラ…という状況です。しかし私は時短勤務で限られた時間の中で、自分の仕事をしっかりやらなければならないので、できるだけ先輩の反応はどうであれ気持ちを切り替えて私から積極的にコミュニケーションはとるように努めています。育休や時短、子供の突発のお休みで職場に迷惑をかけているのは事実です。仕方ない…と思う反面、心が折れそうです。いつも平常心で社員に向き合いたいです。
回答:両者の今後のため、勇気を出して対話してみて。
育休明けで、時短勤務の中、がんばっているのですね。不安も希望もある中で復帰されたと思いますが、そのような状況で心が折れそうとのこと、辛い毎日かと思います。
育休中は、職場の方にはいろいろ負担もかけていることは事実ですし、時短勤務という制約の中で、お子さんの体調によっては急遽お休みすることなどもあるわけですから、当然職場の方の理解と協力なしでは仕事はできないと思います。
その先輩は、あなたの育休中に負担感を感じ、今もフルタイムで働けないあなたに不満やイライラを募らせているのかもしれません。直接的に、何か仕事上、その先輩に不快な思いをさせてしまっていることもあるかもしれません。それは「察する」という日本人特有の対応で考えればそのままになってしまうかもしれませんが、そのような状況があまりに続いているならば、先輩と対話する機会をあなたから持ち掛けてみてはどうでしょうか。
それはとても勇気がいることかもしれませんが、目を合わせず、挨拶もままならず、イライラ…ではチームとして一緒に仕事をしていく上でも困るのではないでしょうか。それは、あなたの心が折れて仕事が辛くなることだけでなく、仕事にもも支障が出ることを避けたいからでもあります。
日頃の感謝を述べた上で、自分の素直な気持ちを伝えましょう。
先輩も思うところがあるからこその態度だと思います。「そうせざるを得ない理由」があるのだと思います。あなたから「いつもフォローやサポートをいただいてありがとうございます。時間制約がある中で、私もできる限り仕事を頑張りたいと思っていますが、何か先輩が気になっていることや私へのアドバイスなどをいただけたらと思っておます。」と。
どんな関係性だったかが分かりませんが、尊敬と信頼があるならば「私は先輩が以前のように目を合わせて話をしていただいたり挨拶もいただけないので、寂しく思ってます。もし思うことがあれば、率直にお話いただけませんか?」と。
もしかしたら、何も言わないかもしれませんし、本音を語ってくれるかもしれません。でも、気持ちを「言えた」という事実はあなたを強くするのではないかと思います。もし言えないならば、先輩にはそうせざるを得ない理由があるのだろうけど、感謝の想いは忘れずに日々自分の仕事を大切な方々のためにも、自分なりに全力でやっていこう!と覚悟と決意を決めること。
あなたが、感謝の想いを表現し続けながら、笑顔で仕事をしていく姿をみて、時期がきたら先輩も少しは穏やかになっているかもしれません。あなたが職場でも家庭でも笑顔で元気に過ごせるように、私もエールを贈ります。