【HAPPYペアレンツインタビュー】自分のビジョンを描き、周りのサポートに感謝して、仕事も育児も楽しむ!中村和美さんのハッピーライフ

HAPPY ペアレンツインタビュー

5歳の男の子と2歳の女の子を育てながら働くワーキングマザーの中村和美さん。 片道2時間の遠距離通勤をされてますが、周りの方々の協力をいただきながら、感謝と笑顔を忘れずに働ける秘訣を伺いました。 ママ社員との月一ランチを企画!ママ同士支え合える時間に

1.これまでのライフ&キャリアストーリーを教えてください

大学卒業後アメリカに留学し、その後、アメリカにある日本の大学のアメリカキャンパスにて留学生アドバイザーとして、日本人学生の生活・学習面の全般的なサポートを担当しました。 そして帰国後、英語テストの実施・運営を行う団体にて出版・広報業務を担当。その後、海運会社に転職し、広報担当として勤めた後、現在はその子会社にて広報サポート業務(社内報作成など)に従事し10年目になります。

プライベートでは、2008年に結婚し、現在5才の男の子、2才の女の子がいます。今勤務している会社は子育て中のママ社員がとても多いのですが、部署によりその割合は異なり、また部署間の交流はほとんどありませんでした。そこで、ママ社員に声がけをして月1で会議室を予約し、ママ社員ランチを企画しています。 最初は同僚のママが3-4人で集まっていましたが、今は総勢10名!月たった一回、一時間ですが、みんな隙間なく(!?)しゃべり、子育てに関する情報交換、ネットワークの時間になっています。

この会のお陰で、社内の他のママさんと沢山知り合えましたし、いろいろ話をするなかで、会社の制度など新たに知ることができたり、日々の育児にヒントを得たり、励まされたり、とても濃い時間になっています。 大家族で子育てできることに感謝!助け合う大人の姿を子ども達にも

2.仕事と育児の両立についての工夫や考え方を教えてください

2015年に主人の故郷である茨城県石岡市に移り住みました。通勤は特急を利用しても片道二時間弱。平日は隣に住む主人の両親にサポートいただき、特に朝は全般的に保育園への送りまで担当いただいています。子どもたちの怪我や発熱など急なお迎えの連絡も対応いただいているので本当に有り難いです。

私自身、4世帯の大家族で育ち、小さな時は祖父母に面倒をみてもらっていた経験からか、できるなら子育ては祖父母や地域の方々、友人などと関わりあいながらしていきたいという思いもあり、今の環境につながっているのかもしれません。日々、義両親にサポートをいただいていることに感謝しつつ、出来るときは週末に一緒に食卓を囲んだり、誕生日会をしたり、楽しい時間も共有しています。

同じく東京に日々通勤する夫は、週末はしっかり、遅く帰った平日でも、家の片付けやルンバのセットなど何かしら家事をやってくれます。そんな父をみているからか、子どもたちは私が困っているときや、忙しそうにしている時は、手伝ってくれたり、一緒にやってくれたりします。もちろん完全とは言えませんし、逆に時間がかかるときもありますが、そんな子どもたちの気持ちが嬉しいです。 作成したビジョンコラージュは人生の道しるべに。受講後のコミュニティでのつながりにも感謝

3.弊社の講座を受講して、どのようなことに気づき、また変化しましたか?

私は今から3年前に、とある方のブログで幸せなワーキングマザーになる!ビジョンワークショップについて知り、参加しました。その時作成したビジョンコラージュは、その後の私の道しるべとして、いつも目のつくところに置いています。

毎日の生活に追われているなかでも、ビジョンコラージュに目を向けると、自分の現状とありたい姿の確認になります。 3年たち、次のビジョンに向き合いたいので、また同じ講座を今年も受講したいと思っています。そして付け加えたいのは、講座についてのみでなく、その後のつながりです。

講座を受講して終りではなく、「幸せなワーキングマザー☆コミュニティ」で受講後もつながりをもてるのはとても有り難いですし、温かいものを感じます。 考えてみれば、まだ一度しか講座を受けていないのですが、ランチ会で加倉井先生に子どもたちの成長を自分のことのように喜んでいただけたり、短時間ですが他の受講者のみなさんの状況を聞いたりでき、講座に出会えて本当に良かったと思っています。 イライラしてきたら息抜きを。一人時間を有効活用!

4.ウェルネスライフで心がけていることはなんですか?

完全にできているとは言いがたいですが、「なんだか怒りっぽくなっているな」など、ストレスや疲れがたまってきたら、たまには息抜きすることでしょうか。息抜きには、有休を思いきって使ったり、休日の早朝、一人でお気に入りのカフェに朝ごはんを食べに行ったり…。

平日のランチ時間も、貴重なフリータイムとして、自分の状況に合わせて、友人とおしゃべりを楽しんだり、時にはオフィスの回りを散歩したり、オンラインの英会話のレッスン時間にしたり、有効活用しています。あとは、便秘がちなので、子どもに言うだけでなく、自分も野菜をモリモリ食べることです。台所で作りながらでも、トマトなど野菜をつまんでいます。 健康第一!子どもとの「今」を楽しんでいきたい

5.これからのビジョンについてお聞かせください

まずは、健康第一で、元気に子どもと共有できる時間を楽しんでいきたいです。先輩ママである友人たちにも「子どもとの時間は、過ぎてみるとすごく短く感じる」とよく言われるので。特に、一緒にアウトドアや季節を感じる遊びを楽しんでいきたいです。

子どもの活動が主で、自分の好きなことができず、なんとなくストレスを感じることもありますが、一方、子どもと一緒に活動できたことであらためて感じた海の楽しさや、さまざまな絵本の世界、日々の発見などなど、自分の好きなことをしていただけでは見えてなかったことも経験できますので、私も好奇心のアンテナを高くして、いろいろ一緒に楽しんでいきたいです。 また、地元に根差した活動や人との関わりを大切にしていきたいです。

移り住んだ石岡は、自然が豊かで、果物や野菜が美味しく、昔から続くお祭りなどの行事もあるところ。それらを楽しみつつ、新たな人との出会いやつながりも少しずつ広げていきたいです。やりたいこととしては、みんなが楽しめる親子朗読会を開きたいと思っています。

3年前の講座で作成したビジョンコラージュを「私の道しるべ」として毎日にように見て過ごされたというお話を伺い、とても嬉しくなりました。叶っていることも多くあるとのこと、中村さんの行動力があってのことだと思います。 仕事をしながらの子育ては大変なこともありますが、周りの方々の協力も遠慮なくいただいて、常に感謝の気持ちを忘れず表現しつづけることが大切なのだと、中村さんのあたたかな笑顔を見ながら、そう改めて思いました。 (インタビュー:加倉井さおり)