回答
赤ちゃんの誕生、そして仕事復帰、おめでとうございます!
特に初めての出産で育休は喜びだけでなく不安が伴うものだと思います。
同じように仕事復帰で不安を抱える女性たちの声を聴きますし、私自身も3人の子どもの育休をいただきながらフルタイムで勤務してきましたが、復帰が近づくと不安になりました。でも「案ずるより産むがやすし」と言いますが「なんとかなる!」と走りながら考えてみてもいいと思いますよ。
「自分がいなくても組織が回る」ということは、実は素晴らしいことなんです。
私も最初の育休中、あなたと同じように思いました。「私がいなくてもなんとかなるんだな」って寂しくなったり、「必要とされてないのでは」と焦ったり。でもこれは自分の存在を認めてもらいたい、仕事を頑張りたいと思っていることの裏返しだったのかもしれません。
「私がいなくては」という意識は、自分に自信を持ち仕事に誇りを持っていく上でも大切なことですが、あなたが休んでいたことで誰かが貴重な経験を積めるチャンスを提供していたのかもしれません。ある意味、これは「貢献」だと思います。
もちろん、職場の人に負担をかけた部分もあると思いますので、育休をいただけたことへの感謝の気持ちを忘れないこと。長く休んで復帰する人の不安な気持ちを理解して、これから職場で子どもを産み育てながら働く人やメンタルや介護で休職し復帰する人の気持ちにも、きっと今まで以上寄り添える女性として成長されると思います。
復帰してから小さな頃は発熱などで保育園からの呼び出しなどもあるはずです。急遽休んでも、あなたがいなくても仕事が回る状況であることは、仕事と育児を両立していく上でとても大切です。
これからの時代は育児や介護、または病気で休む人が出ても、職場がうまく回っていくマネジメントが益々必要であり重要です。育休中に感じたことや経験、母になったからこそ身に着いたスキル、いっぱい仕事に活かし職場に還元できるはずです。
子育てはキャリアになります。命を産み育てながら社会へ貢献したいと思う自分にもっと誇りを持って、そしてご家族、職場の方に感謝を伝え続けながら、あなたらしく輝いていかれることを、心から応援しています!
【回答:(株)ウェルネスライフサポート研究所 加倉井さおり】